野鳥撮影を始めてから15年近く経ちますが、
野鳥撮影に出かけるのはほぼ初夏だけ。
初夏だけは何があっても撮りに行きたくなる、
赤・青・黄の三原色の色鮮やかで囀りも美しい野鳥たちが観られるからです。
今年もいつもの三原色の野鳥、
アカショウビン・オオルリ・キビタキを撮影しに行ってきました。
(赤はコマドリ、青はコルリ、という方も居られると思いますが、
自分的には比較的見かけやすいこの3種です)
今年のメインの撮影機材は、例年通りデジスコ。
サブシステムは超望遠レンズシステムとしました。
■デジスコ (三脚使用)
KOWA TSN-99S + KOWA TE-11WZⅡ+ OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO 25mm F1.8
■超望遠レンズシステム (手持ち撮影)
OM SYSTEM OM-1 markI
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II
M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
いつも通り、写真はすべてJPEG撮って出しです。
(解像感を示すため、その下に等倍トリミング像を載せています)
まずは青のオオルリ。撮影距離は30mくらい。
これまで、どこのフィールドに行っても、空抜けで青色がはっきり出ない場合が多かったのですが、今年は運よくいい位置で撮れました。
比較的近めに出てきてくれる、好奇心旺盛なオオルリ君でした。
おかげさまで羽毛レベルの解像感あるオオルリ写真を初めて撮ることができました。




次は黄色のキビタキ。こちらは超望遠システムで撮影しました。
ここ何年か、デジスコで撮ろうとするとキビタキに逃げられてしまうことが続いていて、今年もいろんなフィールドに探しに行ったのですが、結局この写真だけしか撮れませんでした…
撮影距離は20m弱くらい。
OM-1と100-400mm F5.0-6.3 IS IIの組み合わせはやっぱり秀逸。
距離が近かったこともあって、手持ちでも羽毛レベルの解像感が得られていました。


このキビタキは、ブンブン鳴きながら藪の中や木の枝をしきりに飛び回っていました。この鳴き方は、縄張り争いをしているのかなと思っていましたが、一羽見つけて撮ろうとしたところ、そっと傍にとまっているもう一羽のオスを発見。喧嘩していなかったんですね。。。

最後は赤のアカショウビン。
今年は偶然、20m弱のところにとまってくれましたが、大枝被り・・・
ま、それも一期一会だと自分を納得させ、デジスコで撮影。
やや風も強めの時間帯でしたが、そこそこの解像感で撮ることができました。


デジスコで飛翔写真にも挑戦。
今年は何年かぶりに運よく、巣穴を掘るシーンを見ることができたので、
まずは巣穴付近でピント合わせ。


ISO200ではシャッター速度が遅すぎてブレブレになってしまうので、
シャッター速度が1/1000sくらいになるよう、ISOを2000に。
拡大して見なければ、まあまあ見れる写真が撮れたように思います。


穴の中から加えて出てきた木くずを吐き出しながら飛び立つ様子。
ちょっと羽根のブレが大きくなってしまいました。
やはり、飛びものは1/4000sくらいまでシャッター速度を上げないと
ダメなんでしょうね。。。
とはいえ、自分的には飛んでいる姿は、
このレベルでも撮れたことがなかったので、
デジスコの可能性を知ることができただけでも満足しています。


BORGとの撮り比べをした日の別の写真(撮影距離35ⅿ位置)。
木陰で暗かったこともあり、シャッター速度を上げるためにISO400に。
逆光気味だったので、露出補正を+1.3EVにしたので、
シャッター速度が遅すぎて、ほかの写真と比べると解像感は弱め。。。
表情はとても気に入っています。










今年はなんとかアカショウビンの声も姿も見ることができましたが、
来年は一羽の声すら聞けないかもしれません。
理由は、明らかに個体数が減っているためです。
その一因が自然現象や鳥たちの都合によるものなら良いのですが、
撮影者のマナーの悪さもその一因になっているように感じています。
少しでも大きく撮りたいからか、餌場に近づこうと
ブラインドなどの工夫をするでもなく、
本来は立ち入るべき場所ではないところまで入り込み、
(そのために藪を伐採した人もいるとか‥・)、
さらにはその場所で、何百m離れたところまで響き渡るくらい大きな声で話し続けたり。。。
はるばる何千キロもかけて繁殖のために渡ってきている彼らが
安心して餌を捕ることができていた環境が壊されかけているように感じています。
野鳥撮影のマナーはもちろん、社会生活のマナーも守り、
サステナブルな野鳥観察・撮影を行う人が増えてくれることを願います。